introduction
通常人間が聴くことのできない数MHz~十数MHzの超音波を使って非侵襲的に身体の病気を調べる検査です。体外からプローブを当てるだけで検査できるうえ、これといった副作用も無いことから医療現場では頻繁に行われる検査の一つです。産婦人科領域ではお腹の中の赤ちゃんの発育具合を見るのに使われています。
的確な診断をおこなうためには最適な画像を得ることが何よりも重要となってきます。空気が多い臓器(肺臓など)や骨のうしろ側は検査できません。またガスを多く含んでいるときの消化管(胃・腸など)では常に良好な画像が得られるとは限りません。